コラム
急に二重になったら疲れのサインです!
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日頃からパソコンやスマホなどで目を酷使し、疲れ目に悩む人も多いのではないでしょうか。
目が疲れると目の前がぼやける、充血する、頭痛が起こるなどといった症状が出るのが一般的です。
その中で、普段一重まぶたの人が二重になることもあります。
ではなぜ目を酷使して疲れ目になると、二重まぶたになってしまうのでしょうか。
目次
どうして二重になるの?
目を使いすぎて眼精疲労が起こると、目の周りの血行が悪くなります。
そうなると血液を通して運ばれるまぶたに必要な栄養素や酸素が届かなくなり、まぶたがむくんでしまうといった状態になってしまうのです。
その結果まぶたの形が変わってしまい、普段一重の場合でも二重になってしまうことがあります。
「二重まぶたになった」と喜ぶ人もいるかもしれませんが、それはまぶたがむくんだことによって生じた「まぶたのシワのようなもの」であり、初期の眼瞼下垂の症状ともいわれています。
眼瞼下垂というのは、まぶたを開けたり閉じたりする時に使う筋肉が弱くなり、まぶたが垂れ下がるというものであるため注意が必要です。
疲れ目の原因は?
疲れ目の原因には、長時間のパソコンやスマホの使用、メガネやコンタクトが合っていない、老眼などといったものがあります。
特にパソコンやスマホを長い時間使用していると、瞬きの回数が減ってしまいます。
そうなると目が乾きやすくなり、それがもとで疲れ目を引き起こしてしまうのです。
また物を見るとき、目の中の水晶体を調節してピントを合わせる「毛様体筋」という筋肉を使っていますが、パソコン作業などでずっと至近距離のものを見続けていると、「毛様体筋」が緊張状態になってしまいます。
その結果筋肉疲労となり、目の疲れが起こってしまうのです。
老眼の場合は、目のピント調節力が弱まっているのにもかからず、近くのものを見続けることによって疲れ目が起こります。
目に良い生活習慣で疲れ目を解消しましょう!
疲れ目を防止するためには、パソコンやスマホの長時間使用を控える、1時間に1回は10分から15分の休息を取るといったもの以外にも、目に良い栄養素を摂取することも大切です。
目に良いとされているものは「ビタミンB群」「ビタミンC」「ビタミンA」「タンパク質」といったものがあります。
まず「ビタミンB群」は豚肉や納豆から摂取でき、目の周りの筋肉の疲れを解消する働きに効果的です。
次に「ビタミンC」ですが、正常な目の水晶体には「ビタミンC」が多く含まれているため、キウイフルーツや柿などの果物や、ブロッコリー、パプリカといった野菜も摂る様に心がけましょう。
その他、物を見るのに必要な「ビタミンA」は人参やほうれん草など、目の老化を防ぐ効果がある「タンパク質」をチーズや卵などから摂るのがおすすめです。
疲れ目を解消し目の健康を維持しよう
疲れ目に効果的な栄養素を積極的に取るのはもちろん、長時間のパソコンやスマホ作業は控えることや、本を読むときは30センチほど離すように心がけることも大切です。
それでも目が疲れてしまったら、1日の終わりに目の疲れを取るマッサージをしてみる、目を上下にぐるぐる動かして血行を良くする、ゆっくりと入浴して睡眠をしっかり取るなどして、目のケアを行うようにしましょう。