コラム
眼輪筋の衰えがクマの原因に!
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目次
眼輪筋とは?
眼輪筋は目の周りを覆っている輪状の筋肉です。涙の量を調整する働きがあり、まぶたを開け閉めするためにも欠かせない筋肉となっています。眼輪筋が弱くなることによって上瞼が垂れ下がると、目が小さく見えてしまいます。
眼輪筋の衰えが進行するとまばたきをした時に上下のまぶたがくっつかない不完全瞬目という症状が現れることもあります。
この症状はドライアイの原因になります。このように目の見た目だけでなく、健康状態にも大きな影響を与えるのが眼輪筋の特徴です。
眼輪筋が鍛えられることによってまぶたの状態を改善すると、顔全体の印象が良くなることがあります。
眼輪筋はおでこのしわとも密接な関係を持っています。
クマができる理由
眼輪筋が衰えることによってまぶたは徐々にたるんでいきます。すると目の下に影になる部分が出来たり、血行が悪くなったりすることがあります。これがクマの原因となります。
クマは寝不足の時に出来る物と考えている方も多いかもしれませんが、眼輪筋の衰えによるクマは睡眠時間が足りていても発生します。
その状態を放置していると血行不良がどんどん進行してしまい、クマがますます暗くなっていきます。その結果、休養を取っても疲れているように勘違いされたり、不機嫌なように思われたりすることがあります。
人間は1日に何千回も瞬きを行います。眼輪筋が弱い状態になっているとこの瞬きすら負担になってしまいます。
それゆえに瞬きを繰り返すほどにごくわずかに瞼が下がっていき、クマが大きくなってしまうことがあります。
改善法
眼輪筋は日常生活においてあまり刺激を受けない筋肉なので、衰えを改善するためには意識的に鍛えることが重要となります。
眼輪筋を鍛えるためにはまず目を強めに閉じて5秒間キープします。そのあとに目を大きく見開いて正面を見ます。
これを繰り返すことで眼輪筋が少しずつ刺激されていきます。目を開いた状態で黒目を5度八の字に動かすことも有効です。
反対周りも同じように行います。その他にも寄り目にしたり、左右を見る眼球運動をしたりすることも眼輪筋を鍛える際に役立ちます。いずれにしても意識的に黒目を動かして、目に適度な刺激をもたらすことが重要と言えるでしょう。
眼輪筋は1日に鍛えようとしても限度があります。毎日少しずつ眼輪筋トレーニングを行い、徐々に鍛えていくことが大切です。
黒目を動かすのがあまあり得意ではない方の場合には、目じりを指で軽く引っ張る方法もあります。