コラム
パソコン仕事の方は適度に目のストレッチ!
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目次
パソコンを長時間見ると起きる目の症状
パソコンを使用する時間が長くなると、目の疲れや異常を感じることがあります。
具体的には目が疲れてものが見えにくくなることや、目がかすむことなどが多く、さらに目が赤くなったり、目の奥が熱くなったり、目の痛みを感じたり、目の中に異物感を感じる場合などもあるようです。その他には涙が止まらなくなったり、目の表面が乾燥したり、まぶたがまばたきのように細かくけいれんすることがあります。
これらの症状はいわゆる「眼精疲労」と呼ばれるものであり、目を使いすぎたり、目に大きな負担をかけることなどが発生の原因となっているのです。眼精疲労はさらに副次的な症状として、肩こりや頭痛や吐き気などの身体全体の不調を引き起こすことになります。
ストレッチ法の例
眼精疲労による諸症状を改善するためには、ストレッチを行うことが効果的だといえるでしょう。
目のストレッチ法としてはまずは、パソコンの前から離れて窓の外の遠くの景色を眺める方法がおすすめです。パソコンの操作をしている間は近い場所に目のピントが合っていて、その状態が長時間続くことになります。
遠くを見ることでピント調節を行う筋肉をほぐし、目の緊張を緩和することができるのです。席を立つことが難しい場合にはパソコンのモニターで、目のストレッチ動画を眺めるという方法もあります。
無料動画サイトなどで様々な目のストレッチ動画が公開されていますので、実際に試しながら効果を確認してみてください。
さらに余裕があれば全身のストレッチを行いましょう。
身体全体をほぐすストレッチには血流を改善する効果があるため、眼精疲労の症状の改善にも効果を発揮するのです。
適度なストレッチで疲れ目の改善に!
私たちの目の中には水晶体と呼ばれるレンズがあり、レンズの形を変化させることでピントの調整を行っています。
水晶体には毛様体筋や毛様体小帯と呼ばれる筋肉群が付随しており、これらの筋肉が緊張すると水晶体は厚くなり、筋肉が緩むと水晶体は薄くなるのです。
パソコン作業の際には目のピントを近い場所に合わせる必要があり、毛様体筋や毛様体小帯の緊張状態が続くことになります。これが眼精疲労の原因となるため、疲れ目を改善するためには適度なストレッチを行うことが必要なのです。
ストレッチの頻度については、10分に1回程度のタイミングで行うことをおすすめします。パソコン作業と目の負担が少ない他の作業を交代で行うことも、効果的な対策だといえるでしょう。
その他には目とモニターとの距離を50cm~70cm程度に合わせることや、モニターの明るさを調整することなどを試してみてください。