コラム

定期検診で大切な目を守ろう!

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失明・視力障害の原因

失明や視力障害が起こる原因には様々なものがありますが、患者の多くを占める緑内障や糖尿病網膜症は、遺伝や生活習慣などが発症に関わっているため、症状を悪化させないためにも早期治療が不可欠です。

緑内障の原因としては、加齢や生まれつきによる眼圧の高さが指摘されており、発症年齢や症状の進行具合には大きな個人差があります。また、病期が進むにつれ視力低下だけでなく、視野が欠損したり、ピントが合いにくくなったりと多様な症状が現れるケースも少なくありません。

一方、糖尿病網膜症は、主に血糖値のコントロール不良が原因となり、インシュリン注射をはじめとした十分な治療を行わずにいると、網膜をはじめとする目の周りの神経にダメージが加わり、重大な視力障害が起こることがあるため注意が必要です。

早期発見が大切!

緑内障や糖尿病網膜症を悪化させないためには、早い段階でかかりつけの眼科を指定して、病期や健康状態に合った治療法を続けることが重要となります。

眼科の専門の医師がいる病院やクリニックの中には、緑内障や糖尿病網膜症などの進行度や将来の悪化のリスクについて把握するため、検査方法を採用しているところが多くあり、様々な眼病の早期発見をすることが可能です。

また、緑内障や糖尿病網膜症による視力障害が重いケースについては、内服薬や点眼薬を使用せずに早急な手術が必要とこともあります。

そのため、失明を食い止めるうえで、手術を含めた治療法を選択できるところや、医療設備が整っているところを通院先に決めることが大切です。

症状がなくても定期的に検診に行きましょう!

緑内障や糖尿病網膜症などの代表的な眼病は、進行するまで視力低下や目のかすみなどの目立った自覚症状が現れないことも多くあり、気付いた時に手遅れにならないよう対策を立てる必要があります。

そこで、家族に緑内障や糖尿病網膜症の患者がいる人や、健康上の問題を抱えている人は、定期的に地域内で信頼できる眼科で定期検診を受けて、視力や眼底、眼圧などをくまなく調べることがおすすめです。

街中の眼科のクリニックなどでは、定期検診の結果に応じて、医療環境が優れている大学病院や総合病院などの紹介を行っているところもあり、治療が必要な眼病が発見された際に適切な治療を始めることができます。

なお、眼科で定期検診を受ける頻度や検査項目を決める際には、自分の年齢や健康状態、既往歴などを考慮するのはもちろん、申し込みの前に医療機関の受付に相談をするのも良いでしょう。