コラム

コンタクトレンズによる目のトラブルについて

※ 本記事は広告を利用しています

コンタクトレンズはメガネを外しておしゃれができるファッション性があり、眼鏡とは違って装着していれば重量も感じず嵩張らない携帯性など、様々な優れたメリットを備えています。

今回はそんなコンタクトレンズにはどんな種類があるのか?また使用の際にどのようなトラブルに特に注意したほうが良いのか、などについて説明していきたいと思います。

 

コンタクトレンズの種類

ハードレンズ

ハードレンズは黒目の部分に乗せる形で取り付けるコンタクトレンズです。

眼球全体を覆う形ではないのでまばたきの度にレンズが動きます。

この時の動きによってレンズが涙によって定期的に洗われます。

涙には目の酸素補給の役割があり、常に新しい涙と古い涙を入れ替えていく必要があるため、レンズが程よく動いて古い涙と新しい涙が入れ替わる事は、目の健康維持にとって重要なメリットがあります。

ソフトレンズ

ソフトレンズは柔らかい素材で角膜全体を覆うタイプのレンズです。

ハードレンズのようにまばたきでレンズが動くことはありませんが、そのせいで古い涙と新しい涙の入れ替わりがあまり行われないため角膜への酸素供給が滞りやすくなっています。

カラーコンタクト

カラーコンタクトは黒目に当たる部分に様々な色の虹彩をプリントしたレンズです。

主に黒目の色が変わって見えるファッションアイテムとして重宝されています。

 

コンタクトレンズによるトラブル例

汚れたコンタクトレンズを付ける

コンタクトレンズをちゃんと洗浄せず汚れたまま使うと、アレルギー反応により上まぶたの裏側にブツブツができてしまう巨大乳頭結膜炎を引き起こすケースがあります。

アレルギー以外にも、汚れや細菌がついたままだと炎症などを引き起こす危険があるためとても危険です。

コンタクトレンズをつけっぱなしにする

コンタクトレンズをつけっぱなしにしたまま規定時間を越えた連続使用をした場合、角膜が酸素不足に陥って血管が目の方へと伸びてきて充血した状態になる角膜血管新生が起きます。

またつけっぱなしにして寝るなどしてコンタクトレンズと角膜が擦れ合い傷ついてしまうと、角膜ステイニングや角膜浸潤などのトラブル率が高くなります。

 

正しく使って定期検査を受けましょう!

コンタクトレンズは、非常にデリケートな粘膜である目に直接装着するタイプの器具なので、一歩間違えば目のトラブルを引き起こしてしまいます。

規定で決められた使用時間を守ったり、ちゃんと洗浄するなどのメンテナンスは欠かせませんし、その上で定期検査を受けて目に異常がないかも日頃からチェックしておく習慣をつけたほうが良いでしょう。

 

正しく使ってトラブルのないコンタクトレンズライフを送ろう

コンタクトレンズは邪魔にならずおしゃれにも向いていて便利なアイテムですが、装着場所の関係で非常にデリケートな取り扱いが必要な物でもあります。

特に目のトラブルは最悪の場合失明につながる危険性もあります。

コンタクトレンズを日常的に使用する場合は特にその点に注意しつつ、定期検査なども利用して目に異常がないかをチェックしておけば安心して使うことができるでしょう。