コラム
頭痛、吐き気を引き起こす「スマートフォン症候群」って知っていますか?
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目次
スマートフォン症候群とは?
電話だけでなくネット検索できて便利なことからスマートフォンは急速に普及しましたが、その反面としてスマートフォンが原因で体に異常をきたす人も増えています。
その代表例として挙げられるのが、若い世代で広がるスマートフォン症候群です。
スマートフォン症候群とはどんな症状なのかというと、まず最新のスマートフォンには高画質を生かすための強い光源が使われています。その強い光源を常に目に浴びることによって、視神経を刺激することによって体に異常をきたすのです。
そしてスマートフォンを覗くときに、どうしても頭を下げて覗く姿勢を長時間続けます。
実は人体の中でも、頭部というのは重量があります。その重量のある頭部が前かがみの姿勢で居続けることによって、首の神経を刺激して異常をきたすことを総合してスマートフォン症候群と呼ぶのです。
代表的な症状
スマートフォン症候群の代表的な症状に挙げられるのが、主に頭痛と吐き気です。
強い光源を常に目に浴びさせることによって、視神経を刺激すること脳に異常な負荷がかかります。その異常な負荷に脳が耐え切れなくなって、全身の神経が過敏に働いてしまい頭部の神経が刺激されれば頭痛となり、そして胃の神経に影響すれば吐き気や嘔吐として症状が現れるのです。
そして前かがみの状態になった時に重量のある頭部が首に負担がかかると、首の周辺の血管や神経を刺激することによって首こりおよび肩こりを引き起こすことになります。
さらに症状が進行すると起きるのが、ドライアイとスマホによる神経障害です。
ドライアイは物事に集中することによって、目の瞬きを忘れてしまい目が慢性的に乾燥してしまうことです。この状態を放置するとカスミ目になるだけでなく、目の保護が出来なくなることによって眼病を引き起こすことになり視力低下などの状態になります。
そしてスマホによる神経障害というのは、スマホを常に指で押したりまた肘を机に押し付けた状態で触り続けることによって神経を圧迫し一時的な麻痺を起こすことです。最初は軽い麻痺なので姿勢をやめれば時間が経てば収まりますが、それが慢性化すると機能マヒを起こし手術をする場合もあります。
そしてスマートフォン症候群で最悪のケースとして挙げられるのが、精神疾患のうつ病になる場合があることです。
スマートフォンの強い光は交感神経を刺激してしまうので、本来交感神経を抑えるはずの副交感神経が働かなくなります。
それが慢性化するとストレスが溜まって精神に過剰な負荷がかかり、不眠症から無気力症状を引き起こしうつ病を発症させる場合があるのです。
正しいスマホの持ち方
スマートフォン症候群を予防するためには、まず設定で光源を調節して目の負担を減らすことが重要です。
その上で1時間使ったら一度スマートフォンから目を離します。目の周辺を温めるアイマスクなどを装着して血行を促進して疲労物質を流すとよいでしょう。これで目の負担軽減策になるので、次は首の負担軽減を行うのです。
首の負担軽減をするためには、やはりスマートフォン症候群にならないための正しい姿勢をすることが重要になります。
スマートフォンを見る姿勢において下に目線を向けるのではなく、頭を上げた状態でスマートフォンと目線の高さを合わせます。この姿勢を取ることによって、首にかかる負担を軽くすれば楽にスマートフォンを使うことができるのです。