コラム
コンタクトによる目への負担
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目次
オフィスワーカーは特に注意が必要!
顔の印象を変えずに視力を矯正できるなど、便利なことで人気のコンタクトレンズですが、気を付けなければならない点もあります。
それは目への負担です。
コンタクトは角膜に直接のせて使用します。角膜には血管が通っておらず、涙液によって酸素が運ばれています。
しかし、コンタクトを装着すると、装着していないときに比べて涙液が酸素を運ぶ経路を阻むことになるため、角膜に負担がかかります。負担を可能な限り軽減するためには、コンタクトの使用を装用可能時間内に収めることも大切なポイントです。
しかし、仕事が忙しく、残業などで帰宅が遅くなりがちな人は、装用可能時間以上にコンタクトを装着してしまう場合もあるでしょう。
また、現在は仕事でパソコンなどを使用することは珍しくありませんが、デスクワーク中心の仕事などでパソコンの画面を長く見ていると、瞬きの回数が減少傾向になることで、慢性的なドライアイになる可能性もあります。
コンタクトレンズを装着すると目が乾燥しやすくなるため、よりドライアイにもなりやすい状態です。ドライアイになると目の表面の涙の量が減り、傷がつきやすい状態になるため、重篤な障害に繋がるリスクもあります。
このようなことから、オフィスワーカーはコンタクトによる目への負担に特に注意しなければならないと言えるでしょう。
コンタクト装着中の注意点
コンタクト装着中の注意点の1つは、目を休める時間をつくることです。
仕事中に目が疲れたり、乾いてきたと感じたら、電子機器の画面を見るのを一旦やめましょう。ドライアイ用の目薬などを点眼して、目に潤いを与えるのもおすすめです。
また、仕事中に装用可能時間を超えてしまいそうな場合は、途中でコンタクトを外しメガネに切り替えるのも良いでしょう。
コンタクトを常にきれいな状態に保つことも大切です。勿体ないからと言って、使い捨てのコンタクトを使用期間が過ぎても使いまわすのは、衛生面から非常に危険です。洗浄を続けていたとしても、使用期間を引き延ばすことはできません。
仕事が忙しくてコンタクトを洗浄するのが面倒だという場合は、洗浄の不要な1日使い捨てタイプのレンズなどを使用するのもおすすめです。
なお、コンタクトを装着して痛みや違和感など何か異常を感じたらすぐに外してください。そのまま我慢して装着を続けると、重大なトラブルになってしまう可能性もあります。
注意点を意識しながら、安全にコンタクトレンズを使用しましょう。