コラム
目薬って何を選んだらいいの?
※ 本記事は広告を利用しています
デジタル機器の使用や年齢を重ねることで、目のトラブルを抱える人が増えています。
目の不調を緩和したり防いだりするのに役立つのが、目薬ですが、薬局やドラッグストアに行くと、たくさんの種類があり、選ぶのに苦労する人も多いようです。
こちらでは、自分の症状にあった目薬を選ぶのに役立つ方法をご紹介します。
加えて、目薬を使う時に注意したいことについても考えます。
目次
症状にあった目薬の種類
一口に目のトラブルといっても、症状は人それぞれなので、自分が抱える症状にあった目薬を選ぶことが大切です。
目薬を選ぶ際には、含まれている成分を吟味すると、症状を緩和するのに役立つでしょう。
例えば、目が乾くなどドライアイの症状を感じる人は、目の潤いを保つ成分である塩化ナトリウムや塩化カリウムが配合されているものを選ぶとよいかもしれません。
また、目の使いすぎで視界がかすんだり、目がショボショボする、ピントが合わないなどの症状がある場合は、視界のかすみを取り除いたりピント調整機能がある、ネオスチグミンメチル硫酸塩が配合されたものを使用するとよいでしょう。
目の充血がみられる場合は、角膜が炎症を起こしている可能性があります。
炎症を起こすと血液が集まるため、充血が発生します。
そのようなときには、血管を収縮させ炎症を抑える成分である、エンサンナファゾリンや塩酸テトラヒドロゾリンが入った目薬を選びます。
目が痛む場合は、グリルリチン酸ニカリウムやアラントイン、イプシロンーアミノカプロン酸配合の目薬を用いるとよいでしょう。
ものもらいや結膜炎など、ウイルスや細菌に感染しているケースでは、抗菌作用があるスルファメトキサゾールが入ったものを使うことができます。
花粉症など、アレルギー症状による炎症反応を抑えるためには、エピナスチン塩酸塩やオロパタジン塩酸塩などが配合されている目薬が適しています。
コンタクトレンズを使ってる人要注意!
コンタクトレンズを使っている人は、コンタクトに傷をつける成分が入った目薬を使用しないように、気を付けてください。
特に、ソフトコンタクトレンズに使用できない目薬は意外と多いので、添付書類などを確認しておくとよいでしょう。
症状によっては早めに眼科を受診しましょう!
目薬は、開封直後から雑菌の混入や繁殖が始まるので、1カ月以内に使い切るようにします。
目薬を使っても改善が見られなかったり、違和感があるなど症状が悪化した場合は、目薬の使用をやめて、すぐに眼科を受診するのが賢明です。
目薬の選び方と目の健康のためにできること
目薬は、自分の症状を改善するのに役立つ成分が配合されたものを選ぶことが大切です。
また、コンタクトレンズを使用している人は、添付書類をよく読み、レンズに悪影響を及ぼさないものを選ぶとよいでしょう。
目薬によって症状が改善されない場合は眼科医の診察を受けることが重要です。
目の健康を保つには、眼筋を鍛えるなど、日ごろのトレーニングでも意識できます。