コラム
アレルギー性結膜炎について
※ 本記事は広告を利用しています
目の充血やかゆみがある場合、アレルギー性結膜炎になっている可能性があります。
目は常に使う器官であるため、出ている症状や原因をしっかりと理解し、適切に処置をすることをおすすめします。
また、アレルギー性結膜炎には通年性と季節性があり、自分がどちらに該当するかを知ることも大切です。
ここでは、アレルギー性結膜炎の種類や症状・注意点などをご紹介します。
目次
アレルギー性結膜炎にはどんなのがあるの?
アレルギー性結膜炎とは、アレルギー物質を原因として結膜に炎症が起きることを指します。
一年を通して何かしらの刺激で結膜炎を起こすのが、通年性アレルギー性結膜炎です。
通年性の場合、カビやダニなどのハウスダストが原因になります。
また、動物の毛がアレルゲンになることも多いです。
通年性は慢性化しやすく、症状が重い日もあれば、軽い日もあります。
特定の植物や花粉に反応して起こるのが、季節性アレルギー性結膜炎です。
2~5月に飛散量が多いヒノキやスギの花粉が主な原因になります。
花粉が飛散する時期や時間帯にでかけると、結膜が炎症を起こします。
症状と注意点について
アレルギー性結膜炎の症状は、目の充血とかゆみ・違和感です。
目ヤニや涙が増えることもあります。
症状は通年性も季節性も同じです。
ただし、人によって症状の度合いが異なり、目の違和感だけの人もいます。
通年性アレルギー性結膜炎の場合、アレルゲンになるものを除去することが大切です。
部屋の掃除や換気をして、室内環境を整備します。
また、免疫機能が低下していると、通年性アレルギー性結膜炎になりやすいので注意が必要です。
ストレスがたまる生活や睡眠不足・食生活の乱れがある時は、それも改善すると良いでしょう。
季節性アレルギー性結膜炎は、花粉が飛散しやすい時期や時間帯の行動を見直すことが必要です。
出かける時には眼鏡やマスクなどをして、アレルゲンが体内に入る確率を減らします。
また、花粉が付着した衣類も要注意です。
家に入る時には衣類に付着した花粉を落とし、家に持ち込まない工夫をしましょう。
空気清浄機を使ったり、室内干しにしたりすることでも、季節性アレルギー性結膜炎の予防になります。
こすらないことが大切です
アレルギー性結膜炎によって目の違和感やかゆみが出てしまいますが、まずはこすらないことが大切です。
目をこすってしまうと、さらにアレルゲンが入ってしまうこともあります。
また、目の角膜が傷つき、視力低下を起こす場合もあります。
アレルギー性結膜炎の症状が出た場合は、点眼薬や服用薬などで対処しましょう。
点眼した後も目はこすらず、あふれた薬はティッシュなどで優しく拭き取ります。
早めに受診してしっかり治療しましょう!
アレルギー性結膜炎になった場合、早めに受診して原因を知ることが大切です。
アレルゲンを特定する血液検査やスクラッチテストなどもありますし、原因が分かれば日常生活での対策もしやすくなります。
そして、原因や症状に合った薬を処方してもらい、しっかりと治療することで症状が軽くなるでしょう。
アレルギー性結膜炎について理解し、適切な治療を受けよう!
アレルギー性結膜炎には通年性と季節性があり、それぞれ原因が異なります。
まずは病院を受診して原因を知り、どのような治療や対策をすればいいのかを理解しましょう。
アレルギー性結膜炎を放置していると、眼精疲労や視力低下の原因になることもあります。
目は大切な器官ですから、アレルギー性結膜炎についての知識は知っておきましょう。