コラム
目薬っていつまで使えるの?
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目が疲れてきて仕事に支障が出てきた、長引く目の悩みの症状を改善したい等という時に便利なのが目薬です。
今では電子機器から放出されるブルーライトに対応する目薬など様々な悩みに合った目薬が販売されていますが、目薬には使用期限があるのでしょうか。
せっかく効果の高い目薬でも、期限が過ぎたものを使い続けてしまうと逆効果になってしまいます。
ここでは、目薬の使用期限や保存方法についてご紹介します。
目次
目薬には使用期限があります
一般的に、目薬に使用期限があることを意識している方は少ないかもしれません。
病院で処方されるものや市販のものに関わらず、目薬には使用期限があります。
処方された袋やパッケージには使用期限が書かれていますが、これはあくまで未使用の場合の期限になります。
では、開封して使用を始めた後の使用期限はどの程度になるのでしょうか。
目薬の種類にもよりますが、一般的には10日から1ヶ月以内に使い切ることが望ましいとされています。
注意して見ておきたいのが防腐剤が含まれているか否かで、使われていないものは特に早めに使い切る必要があります。
保存方法は冷蔵庫?常温?
目薬の使用期限が分かった所で、次はどう保存するのが望ましいのかという点が気になる人もいるでしょう。
ここで候補に挙がるのが、冷蔵庫で低温保存をする方法と常温保存の2つです。
結論から言えば、基本的に目薬の保存方法は常温保存で問題ありません。
ここで言う常温とは、1℃から30℃までを指します。
例外として、夏場の30℃を超える日が続く地域の室内に置く場合等には注意が必要です。
また、目薬によっては冷所保存という指示がある場合もあります。
この冷所とは15℃以下という定義があるため、そうした指示があるものは必ず冷蔵庫で保存するようにしましょう。
正しく理解して期限を守って使用しましょう
では、使用期限が切れた目薬を使ってしまうとどうなるのでしょうか。
使用期限が切れてしまった目薬は、細菌が繁殖してしまっている可能性が高いです。
これにより本来の効果が見込めないことはもちろん、かえって目に炎症が起こってしまう等の異変が起きてしまうこともあります。
ひどいケースでは目に激痛が生じてしまい、しばらく眼帯をした生活を余儀なくされてしまうこともあるようです。
そのため、使用期限はもちろん、説明書をきちんと読むなどして正しく目薬を使うようにしましょう。
正しく目薬を使って目を健康に!
目薬は、目を酷使するようになった現代では必要不可欠となりつつあります。
だからこそ、使用期限があることを理解して正しく使わなければなりません。
きちんと使用期限を守らなければ、せっかくの薬が毒になってしまう可能性もあります。
もし使わないまま期限が切れてしまった、いつ開封したか分からない使いかけの目薬がある等という場合には、決して使わないようにして新たなものを購入しましょう。